十一月日記/2003年度版

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11月30日(日)
日曜というのはほんとに短いねぇ
目覚ましなんかしてあっても起きやしないので、PHS目覚まし設定は平日の同様のまま寝ている日曜日の午前中なのだけど、半覚醒の頭が、何回か目覚ましの蠕動を認識する。PHSには三つの時間が入力可能で、しかもこちらが明示的に切らなければ、10分に一回くらいの頻度で再び鳴るように出来ているので、都合九回くらいは鳴るわけだけど、日常ではそれのうちに起きれればめっけものであって、まず起きれない(笑)。普段からその状態であるので、日曜なんてはっきり言って付けてても普通は気付かない。

なのに今朝は、それでもなんか鳴ってるなぁ・・・とおぼろげな認識が、何回かしたのである。認識したと云っても、起きる必然性がないので、睡眠の妨げにはならないのだけど。しかし、眠りつつも、寝たのが4時なのに、何でこんなに目覚ましに気付くのかなぁ・・・と、何となく不思議に夢うつつに思うのであった。

で、3時頃起きてみて、すべて理解。
着信履歴を見ると、10:30から11:30くらいの間に、八件もの着信が(笑)。電話かけてきたのは二名なのだけど、日曜日の午前中なんて云う早朝に電話されても、起きてるわけが無かろうに(笑)。向こうが今何してるかわからん状況で電話するというのは、なんか苦手だし、なんか重大事であればまたかけて来るであろうと、いつでも電話が取れるように手元に置いておいたのだけど、結局連絡はなし。いったい何だったんだろうか・・・。

と言うわけで、睡眠で日曜という日の2/3は既に消費してしまったから、またいつものように洗濯したりなんだりで、だらだら過ごす。ふと時計を見ると9時をまわっており、飯時に卵がないことに気付いていたので、閉店前のスーパーへと向かう。向かうのだけど、空腹じゃないので、食品への購買意欲が妙に薄い。どうしょうなー、と考える店までの道程で、どういう訳かカレーを作りたくなったので、それの材料を買おう、と決めそれにあわせて買い物を。

カレーと言っても、具材はちょっと変かもしれない。ニンジンとかジャガイモとか云った、皮を剥く必要のある野菜は面倒で嫌いだから、いつもカレーに入れるものと云ったら、肉か豚、それと切るだけですむ茄子と舞茸とかしめじである。家に帰ったら、鍋に油をひいて、豚を炒め、ちょっと小さめに切った茄子も炒め(こいつは煮てるうちに溶ける運命にある)、さらに、舞茸のシメジを鍋に入れたら、ぎりぎり蓋が閉まるくらいにいっぱいになってちょっとびっくり。入れすぎかも(笑)。ウィスキと塩胡椒を入れて蓋をしてしばらくして、シメジがしなっとなったら水を入れてと言う、まあ定番通りの展開である。カレー粉を自分で作るような手間はしないので、買ってきたカレーの素を入れて、あとは煮るだけ。焦げないように、料理用のホットプレートに載せて一晩放置である。すげー適当だが、これを食う明日か明後日には、美味くなってると良いなぁ。


11月29日(土)
なおる
ほんとに風邪だったのかどうか、それは非常に謎なのだけど、とにもかくにも口内の違和感はほぼ消えて、わずかに痕跡を残す限りとなっていた。風邪薬に含まれる抗生物質が少なからず作用したのではないだろうか。直ったかなと、鏡の前に立って、昨日やったように腫れが目立つように下顎を無理に引いてみると、やはりその部分に腫れがあるように見える。見えるけどよく見ると患部の逆側も同様で、これは腫れてるのではなくて、単に太ってるだけじゃないかと(笑)。強く押すと痛いけど、反対側も同じように押すと痛い。強く押すと痛いのは、それは生命活動を行っている人として当然である。と言うわけで、完治したと判断。どうも、口の中がいきなり腫れるという事象がまともな判断を失わせていたっぽい。風邪薬の滋養強壮のためか、いつになく体調が良いのは思わぬ副作用であった。

大学に行きゼミに出て、気が付くと11時ごろという、いつものパターン。

健康を謳歌するため(笑)、とりあえず二駅ばかり歩いてみて、んでそこで、PHSを忘れてることに気付いて、一旦帰って、また歩くと云うことをする。これは計算上、明大前まで歩けてしまうぞ(笑)。

家に帰ると部屋の中が妙に暑い。風邪だと思っていたので、開けっ放しの窓を閉めたせいである。最近15℃を上回ることの無かった室内が、なんと24℃もある。PCが付けっぱなしってことも在るには在るが、にしてもなんか気持ち悪い温(ぬく)さである。風呂上がりも、なんだか心地よくない。でも、やっぱり風邪だったりして、それでぶり返すといやなので、とりあえず念のため今日までは窓の開放を控えておくことに。

ところで先日買った野球道2004をやってみる。やればやるほど欠点が見えてくる・・・


11月27日(木)
はれる
朝飯を食っていると、下顎が腫れる(笑)

本日の朝飯は、時間と相談して卵飯であったのだが、単に醤油味付けではつまらないので、豆板醤を添加して、んで食していたわけであった。そしたら、豆板醤由来と思われる唐辛子の破片が、舌の裏に入ってなんだかその辺が刺激を受けたなぁ、と思ったら、なんかその刺激感がずっと引かない。具体的にいうと、なんか酸っぱい物を見たときや、激しく空腹な時に旨そうな食事を見たときに、舌裏の唾液腺が刺激されて、唾液が分泌されるその瞬間のようなむずがゆさが、ずっと続いているという、そういう状況である。

一応うがいとかしてみたんだけど、なかなか引かない。とりあえず、違和感はある物の、別に我慢できない刺激ではないので、ここはとりあえず無視して出勤するが、お昼過ぎになっても違和感は引かない。トイレに行ったとき鏡を見てみると、なんか、患部の下側に相当する左側の下顎あたりが腫れてる気がする。押すと痛い。まるでおたふく風邪である。でも、体調は至ってまともであるし、そもそもおたふく風邪なんかはえらい昔に罹患済みである。ネットで調べてみるけども、ちょっとあわてて調べたので、情報はなんか悲劇的である。甲状腺癌の疑いとか云われると、ちょっとビビる。でも、これってすべて慢性症状で、どれも、豆板醤で腫れる、と言う情報は全く書いていない。まあ、当然だけど。でもまぁちょっと気にはなるし、もしかしたら風邪かもしれないなぁ、と言う気はしないでもない。風邪なんて、いろんな諸症状の総称みたいなもんだから、どんな健康体の人間でも、牽強付会すれば、風邪だと言い張れないことはないわけである。もし風邪だとすると、今のうちに直しておくのが一番である。今なら、自分の足で帰宅できるし、今晩寝れば明日は健康体である。ここで無理をすると、今日の仕事はへろへろになるし、下手すると来週がほぼ壊滅するかもしれん。とにかく病気と火災という奴は、初期のうちの適切な鎮静が、被害総額を大きく左右するのである。なので、18:00とかいう非常に早い時間に帰宅を決め、ついでに薬屋で風邪のひきはじめに効くという内服薬を購入し、帰宅。そして寝ました。


11月27日(木)
だいりにん
上原の代理人交渉のオチが、いかにも笑える。

事の次第は、数年前さかのぼる。プロ野球の選手会がオーナサイドに、海外で頻繁に行われているような代理人による年俸交渉を認めさせたのである。野球選手は金銭面ではまるっきりの素人だから、金銭面のプロである経営陣と対等に会話をするには、代理人交渉というのは理にかなったことである。しかし、それに対して、ジャイアンツの渡辺というオーナは、この代理人交渉を断じて認めない、という立場をずっと取っており、ことある事に公言していた。これって横暴以外の何者でもなく、そもそも拒否する根拠が何もない。たぶん裁判になれば負ける。でも、そういうわけで、これまでジャイアンツの選手は、一度として代理人交渉をしたことがなかった。

ところが今年、ジャイアンツのトップ選手の一人である上原が、自分はどうしても代理人交渉をやるのだ、と言うことを言い出したわけである。ジャイアンツの経営陣は、オーナの意向に逆らえないから、これを拒否したいんだけど、拒否する具体的な根拠がないものであるから、それ以来今まで、なんだかうやむやにしていたのだけど、今日、その交渉の第一日目だったわけであった。

で、どうなったかというと、結局は今日で交渉終了。すなわち二日目は無い。代理人を使う上でのルールでは、一回目の交渉は選手と代理人が同席し、二回目以降の交渉から、代理人と経営陣との交渉となるわけで、出来れば今日のところは、契約しないで終わってくれればこの先楽しめたのに、なんだかつまらんオチである。と、残念がっていたら、経営側のトップの三山代表のコメントが、非常においしいオチをもたらしてくれた。氏、曰く、「弁護士会登録番号などを文書で通知するという行為がなされていない。手続きに瑕疵(かし)があるのでこれは代理人交渉ではない。加藤弁護士は代理人ではなくアドバイザーだと思っている。双方が知恵を出してこうした大人の対応になった。(引用元)」と、本年度は代理人交渉自体が行われなかった、という立場のコメントを残したわけだ。

いやー、なんて言うか、ガキの理論やね(笑)。言い換えれば、政治家の理論とも云えるけど。

でもこれって、ジャイアンツの選手サイドとしては使えるんじゃないかな。代理人交渉は認めないけど、アドバイザが横に付いての交渉は、これで先例が出来たわけである。アドバイザだろうが代理人だろうが、とにかくきちんと交渉できる奴が一緒にいれば、それでもたらされる物は同じである。他の選手も、どんどんアドバイザ同席で交渉すれば、それで良いんちゃうかな(笑)。日本の代理人制度にはまだまだ問題があるけど、アドバイザなら、どんな人間でも使えるし。


11月26日(水)
ゆめ
なんだか、やな夢を見る。

妹と共謀して、父親を殺す、と言うお話であった。

どういういきさつだか、父親を殺害すると云うことが兄妹間で決定し、わたしが父親に向かって贈り物をしている隙に、妹が背後に回って後ろからナイフで心臓を刺すというそういう話である。この話の中で、どうして殺害に至ったのか、つまりは動機はよくわからない。なんだか悪い人物なのらしい、父親は。ただ、殺害のその瞬間の父親は、大変に腰の低く、殺さなければ成らないほどの業を抱えてるとは思えない人物であって、登場人物であるわたしは、いざナイフを突き立てんとする妹の姿を父親の背後に確認したところで、それを制止しようとするのだけど、結局犯行は実行されてしまう。そのナイフは非常に鋭いものであったらしく、心臓にナイフは達しているのだけど、父親はそれをきちんと認識せず、贈答品の礼の続きなどをわたしに言うのである。だけど次第に事に気付き、我々の行為に対する呪詛を述べ始める。夢の中だから、物事は非常にシュールで、呪詛は音声だけど可視化されていて、なんだか複雑な数式を、文字として口走るのである。それを見ていたわたしは、なんだかいたたまれなくなって、早く事切れるのを願う。そして背後に回り、背中に突き刺さっているナイフを引き抜くことで、ついに犯行は成就するのではあった。しかしながら、抜いたナイフには、未だ鼓動を止めない心臓が刺さったままになっており、その心臓が呪詛の言葉を止めない。さらにいたたまれなくなって、ダーツのようにそのナイフを窓から投げると、非常に高い針葉樹の幹の上の方に、そのナイフは心臓ごと突き刺さるのである。その心臓に対し、飛来した烏がそれをついばむのを見て、むしろそれが手の届かないところに行ったことに対して、夢の中の登場人物であるわたしは、安心する。でも、手の届かない、つまりは自分ではどうすることも出来ないところにナイフが行ってしまったと云うことに対して、「あれがあそこにある限り、今後※※を見るたびに、このことを思い出すのであるなぁ」と妙に冷静に、非常に嫌な感じを受ける、と言うお話であった。なお、この“※※”がなんなのかはよくわからない。夢の中では非常に説得力のある単語だけど、実際にはなんだかよくわからないもの、というのは良くある話である。物語の展開からして、贈答品として使った何か、ではなかっただろうか。

僕はあまり夢を覚えていない方なのだけど、この夢は例外的に印象に残っている。それは一つは、目覚める直前に見ている夢であるからというのもあるが、テーマがちょっとショッキングであったと云うことも大きい。で、起き抜けの頭でどうしてこういう夢を見たのかちょっと思い返してみたけども、ちょっと思い当たるふしはない。昨晩とその前までの晩までの間に、何か印象的なことがあったかというと心当たりがないからである。さらに過去にこんな夢を見たことは、たぶん無い。ただ、頭が覚醒していくうちに、何となくわかったような気がした。思うにこの夢というのは、非常に劇的(ドラマティック)である。むしろ、演出過剰なほどである。登場人物が誰であるかは別にして、“非常に嫌な人物を殺すことになるのだけど、いざ殺す瞬間に被害者の善人ぶりによって殺害を躊躇するが、結果的に殺害は遂行され、後悔する”というお話は、非常に使い古されたプロットであって、おそらく夢の中で、どういういきさつか兄妹が共謀する、と言う展開が訪れた時に、わゆるキャラクタの一人歩き、と言う奴で、坂道を転がるようにお話が出来上がったのではないかと思う。物語というものは、オリジナリティやオチと言った制限さえなければ、いくらでも簡単に作れるもので、思えば、この殺害シーンは、先日読んだ「四季 夏」の殺害実行シーンと印象が妙に似てるし、父親を殺す展開というのは、例えば「人狼城の恐怖」や「マヴァール年代記」なんかと、似てたような気がするから、そういう既存の話を勝手に再構築した結果ではないかと思う。夢の中で、舞台の参加者以外の視点がマヴァールだなぁ・・・とツッコミを入れていたし(笑)。おそらく、妹として登場する人物も、最初は妹ではなかったんじゃないかな。そもそも殺害される父親も、実際の人物とは大きく印象が違うし。物語が進むに連れて、殺害されるのが父親と決まったときに、実行犯としての妹などが選ばれただけであろう。そういう、双方向的なつじつま合わせは、僕の夢では良くあることである。その証拠に、途中からその設定はあやふやになって、唐突に「父親を殺した人物」の私小説風のお話になるし。

というわけで、冷静に考えると、何かのシナリオを単にロールプレイしていただけに過ぎなさそうだ、と言うことに、気づいた。気付いたとはいえ、覚えてる夢がこうだと、なんだかやな感じであるなぁ。


11月25日(火) その2
書評改め読後感15(大塚英志・ササキバラ・ゴウ「教養としての<まんが・アニメ>」講談社現代新書)
唐突に、小説でも、科学物でもない物が読みたくなって衝動買いした一冊。
筆者らが、この先この手の教養が必要であろう職種に就くかもしれない人達のために書いた本である。大塚がまんがパートを、ササキバラがアニメパートを分業して書いているが、すなわちそれらについて、戦後どのような発展をして、マイルストーンとなる作品、および作者(制作者)はどういうものか、と言うようなことを、時系列でまとめ上げたもの。

僕には、「衝動買いした物にはずれがない」という能力があって、この本もその例に漏れず面白かった。何がどう面白いのか、と言われると、ちょっと困るのであるけだが。この本の体裁は、ちょうど、高校などの国語でやる文学史と同じである。文学史は、国語の授業の中ではまれに見る面白くない単元なのだけど、なぜそうなのかというと、読んだこともないような過去の作品を、無味乾燥に覚えていかなければならないからである。確かに、年表中に上げられた文章は、その当時、そこにあったことに、文学史上重大な意味があったのかもしれないけども、その時代の価値観を持たない我々には、それらは単なる古典にしか過ぎない。しかも、そういった作品が見出した技法は、今となっては非常に当たり前になってるから、今読んでも全然面白くないという現実もある。坪内逍遙の「小説神髄」を読んで、文語と口語が分かれていたのが当然だった当時の人間と同じような感銘を受ける現代人が、どこにいるだろうか。やはり、文学史を面白いと理解するためには、なぜそれが面白いかを理解するだけの広い知識が必須であるのだ。

この本も同じく文学史ではあるのだけど、その「広い知識」というのを、完全ではないにしても持ち合わせているというのが大きい。わかってるから、筆者らの主張が非常によくわかる。ただこの感想は、僕が筆者らの想定している読者、すなわち、この本に紹介されているような事例を詳しく知らない人間ではないからである。うーむ、そういう人から見てこの本はどうなんだろうな。多分教科書の一種みたいなもんだから、今回の僕のようには読めないんだろうなぁ。つくづく年を取ったものである。


11月25日(火)
温度を測る
先日、温度計を買ったのは、PCのラジエタの埃の問題があったからである。 ラジエタは空冷だけど、車と違っPCが自走しているわけではないので、ファンを回さないとラジエタ中を通る冷却水の温度は下がらない。ファンによって起こされる気流の、ラジエタへの当て方は「吹き付け」と「吸いこみ」の二種類の方法があるのだけど、うちの場合吸い込みにしている。吹き付けというのは、□をラジエタ、矢印をファンとすると、「→□」という配置に置く方法で、吸い込みってのは、逆に「←口」という方法である。密閉を上手くすると、後者の方は、ファンによって吸い込まれる空気が、ラジエタの細部まで広く当たるので、冷却効率が高いであろう、と言う判断である。前者だと、送り出された風がすぐにラジエタに当たるので、部分的に風が通らない部分が出来そうである。

この判断は多分正しいと思うのだけど、一つ問題がある。それが埃である。

先日ラジエタを見てみると、かなり多くのハウスダストがラジエタに吸い込まれている。風のながれる場所に埃がつまると、インピーダンスが悪くなるので効率が落ちる。なので、ファンの前にフィルタを置いた方が良いのかな、と思い立つ。しかし、家の中にそう簡単にフィルタの素材など落ちていないから、ティッシュペーパを箱から取り出し、そいつを二枚に分け、んで、その一枚を適当な大きさに切ってラジエタの前に置くことにした。空気は吸い込まれ続けているので、この状態で軽い紙片は落ちることはない。ただし、ティッシュと言えども風の流れを妨げるものであることには代わりが無く、これによって、ラジエタの冷却効率が下がることは、火を見るよりも明らかである。明らかなんだけど、この先無制限に埃がたまるよりは良いかもしれないので、その影響を見るために温度計がほしかったのである。

と言うわけで、水温を測ってみることに。

既に先日からフィルタ(ティッシュ)は付けてあるのだけど、そのときの水温が28℃度くらいである。室温は、だいたい15℃なので、室温+13℃と言うところであろうか。で、おもむろにティッシュを取ってみる。するとみるみる水温が低下し、22℃くらいまで下がる。室温+7℃ってところかな。

エントロピーの問題も在るので、単純に比較は出来ないとはいえ、もし夏場に室温が30℃くらいなら、前者では43℃、後者では37℃。高負荷の仕事をすると、前者では50℃を超えそうな気もしないでもない。50℃という値がこの冷却の仕組みにどの程度ダメージがあるかはわからないけども、何となくそれは、嫌な気がする(笑)。と言うわけで、この素材はフィルタに向かないであろう、と言う結論に。

にしても・・・かつては高熱を発する事で有名だったAthlonシリーズを、この程度まで冷やしてしまう水冷キットは凄いなぁ。ただ、もしかしたら、CPUとクーラ間の熱交換が上手くいってないのかもしれない。もうちょっと確認しないと危険かな。


11月24日(月)
久々に動く休日。
今日は、愛媛時代のボスが、渋谷で行われる研究会に来るとのことなので、ちょっとほしい資料があったからそれを持ってきてくれと頼んだ手前、昼頃に会場である渋谷のホテルへと直行。ほぼ一年ぶりの再会であるけども、特に感慨無し(笑)。他にも久々の顔ぶれと挨拶。もし人が少なければ、研究会の発表内容を聞くのも手だったのだけど、なんか会場が狭くて椅子が足りなくなくなるという有様だったので、部外者はとっとと退散することに。

そのまま買えるのも何なので、前からほしかった物があって、そのために秋葉原に。冬になったからUSBカップウォーマ(ホットドリンクを入れたカップの保温をするもの)がほしいなぁ、と。扇風機と同じで季節物なので、今を逃すと買えない。クリスマスツリーはさすがに買いません。使い道ないし。

で、そいつを捜してほっつき歩いていたら、T字路に看板を持って立つR氏の姿が。思っていたより違和感ないなぁ、と、妙に関心。声をかけたけど、さすがに今年は大きな買い物をする予定はさらさら無いので、すぐ逃げる(笑)。目的の物はすぐに見つけたけど、すぐ買えるのも癪なので、ぶらぶら歩く。そういえば、PCの冷却水に温度計がほしいな、と言うことを思い立ち、デジタル温度計を捜索する。と言っても、昨今の秋葉原では、どこに行って良いのかよくわからん。今日気づいたことは、秋葉原のPCショップって、意外と普通の物しか売っていない、と言うことであった。熱伝対を買って、部品を買って、半田でちまちま、と言うようなことはしたくないから、出来た物がほしいのだけど、何でないかね?。こんなんPCの周辺機器やん、と思うのは、わたしだけなのかなぁ・・・。で、そういえば、駅近くのガード下の店なら在るんやないかな、と思って行ってみると正解。温度が測れて、表示が出来るってだけの物をゲット。これで夏場も安心である。

アキハバラデパートに行って酒売り場を見る。今内にあるOBAN(スコッチ)を呑んでしまうと後がないので、なんかほしいのである。目に付いたcamusのVSOPが3000円弱。うーむVSOPか〜、せめてナポレオンはほしいかも・・・でも、最近はそのまま呑むのは希だからなぁ、とか微妙に逡巡したけども、大前提として財布に2000円程度しか入ってなかったので、迷うことなくその場を去る。

そのまま家に帰るのも手だったのだけど、USBカップウォーマを試してみたくなったので、職場による。休みなのに部屋に電気がついているから、M氏でも居るのかいな?と思ってドアを開けたら、欧州に出張のため、現在機上の人のはずのT氏が居てびっくり。どしたん?と聞くと、どうも日付を誤っていて、出発は明日だったらしい・・・。おいしい奴である。のこのこ空港に行って搭乗手続きをしたときに発覚したらしい。いやー、逆じゃなくて良かったねぇ、間違うのが。

カンウォーマをUSBコネクタに刺してみるけど、ほんのりあったかい。でもそれだけ。これって、USBから電源を取って、単に布に覆われた電熱線を暖めるだけ、と言う製品なので、やはりぐんぐん温度が上がったりすると、危険って事もあるのだろう。はっきり言って、使い捨てカイロ並みの暖かさ程度である。早速買ってきた温度計で温度を測定してみると、45℃弱。これなら刺しっぱなしにして帰っても安心やね。あと、手で触っても、やけどすることもなさそうなので、手元に置いとけば、冬場冷たくなりがちなマウスを持つ手を暖めるツールとして重宝するかもしれない。都合良く親指を通せる穴(誤)も空いてるので、手に装着してみたら、かなり邪魔だったから、装備するのは諦めたけど。ちなみに製品はこれです → これ

ちなみにノートPCのFDDスロットに温度計をつっこんだら、36度5分。人肌ですな。


11月23日(日)
なんか、いつもと変わらん日曜
目が覚めたら何時かわからん。唐突に天候が冬っぽくなって、窓の外が薄暗い。時間は14:00。冬っぽいのは光だけじゃなくて、温度もそう。いい加減開けっ放しの窓から入り込む空気が冷たいので、室内の空気の流れを止める意味で、久々に二部屋間のふすまを閉める(窓はなぜか閉めない)。

なんか知らんが適当にごろごろ。買い物に行こうかとも思ったのだけど、持ち合わせの食材だけで十分食っていけることを確認して却下。風呂を掃除して、お湯も張ったけど、結局入浴したのは一時を回ってから。やはり、お湯は冷めていたというそんな日曜日。


11月22日(土)
学祭とか
今日はゼミの日なので、土曜なのに週で一番早くに出勤する。ゼミは特に問題なく終わり、昼になったので、折角だから学祭でも見ますかね、と言うわけでみんなでぞろぞろ外に出る。なんて言うか、はっきり言ってステレオタイプの結晶というか・・・こんなんどこも変わらんのやねぇ。「粉物(たこ焼きとか、お好み焼きとか)屋」「焼鳥屋」「中華饅屋」「汁物(シチューとか、豚汁とか)屋」と書いてしまうと、これ以上は特に何もないというのが、いかにも学生らしいというか、もの悲しいというか・・・(笑)。それにしても、見てると笑ってしまうほどたこ焼きを焼くのが下手だなぁ・・・。子供の時、家で手伝ったりしなかったのだろうか、たこ焼き焼くの。

5-6人で歩いていたはずなんだけど、いつの間にか、我々は、T氏とM氏の三人に。ふと見つけた、陸上部のやっているという女装喫茶に興味を持つT氏。どうせろくでもないもんだろうというのは、昨日参照の記憶がありありと告げてるのだけど、それを目の当たりにしたときのT氏の反応が楽しみで行動を共にする。で・・・。・・・。うーむ・・・教室内をムーディーにピンク色の証明にするというのは、はっきり言って悪のりというよりも・・・、うーむ・・・。どうせやるなら、マネージャかなんかに手伝ってもらって、小綺麗にすればいいのにねぇ・・・。あれじゃまるでコントの衣装である。

三国志研究会なんてのが会場を持っていて、そこの黒板に書いてあるのが「発石車・弩、試射できます」という、なんだかシュールな文字。何となく彼らの嗜好がわかる気がするけど、それよりも、この言葉に如何ほどの魅力が一般人にあるのか激しく疑問(笑)。他に化学研究会の展示場では、彼らががんばって作った試薬の展示なんかしてはあるんだけど、単なる白っぽい粉に過ぎないので、なんだか妙にヒキが弱い。まあ、NMRなんか普通は使えないから、スペクトルデータなんか載せられないのだろうけど。こういうのってどうしても、専門家の目で見ちゃうのだけど、「こんなの作る人がいるんだ・・・」というM氏のつぶやきが、私の感想のすべてを物語ってて、彼らの作っているような物は、我々は普通、買います。それほど難しい分子じゃないので、それは普通、なんかを作る上での材料に過ぎないんだよなぁ。ま、その辺のロマンのわからなさは、本職故と云うことで。

あとは適当に歩くんだけど、特になんか面白そうでもなかったので、結局何も買わずに偵察終了。その後、何とはなしに渋谷の本屋に行って、そういえば調べもんがあったな、と思い立って専門書コーナに生き、それっぽい本を立ち読みしてたら、欲しい情報がズバリと書いてあって、でも高かったので買わずに何とか必要箇所を覚えようとしたんだけど、あとからやっぱり欲しくなって購入することに。税別9000円って、消費税で一冊別の本が買えてしまうではないか・・・・。ま、ほしくて買ったんやからええのですが。

あ、そういえば、本屋で、嶽本野ばらのポスターを見る。痩せたね。W氏の面影無し(ちょっと変な文章)。


11月21日(金)
いろいろ
書くことがないような気がするので、今日気づいたこと列記。

・明日から学祭らしい。思えば学祭って、なんの感慨もないなぁ。愛媛時代は、家から大学が遠かったので、「学祭の日=休み」だったもんなぁ。それに確か、学祭ってのは秋休みの半ばにあったから、どちらにしろ行く意欲全くなかったし。あ、そういえば、三回生の時に有機のレポートの締め切りが学祭の日で、どういう事情か友人のK氏に会う必要があって、彼のサークルは女装カフェをしてたので、出合ったときはばっちりナース服だった、なんて記憶が掘り起こされたぞ(笑)。

・どういういきさつか、漫画家「高橋しん」のホームページを覗いたのだけど、どっかのページに書いて在ったけど、似てるねぇ、美樹本晴彦に。僕が見たそのページには、美樹本晴彦の漫画の絵が高橋しんのそれに似ている、と言う書き方で、それは最近とみにそうなんだけど、今日気づいたのは、逆に水彩なカラーイラストは、高橋しんの方が、美樹本晴彦風だなぁ、と言うこと。ま、どうでも良いのだけど。

・そういえば、ハンセン病患者関係のニュースが続いていて、それでちょっと、ハンセン病について調べたのだけども、いまいちよくわからんのが感染経路。ほとんど感染しません、と言いつつも、事実感染者は多くいたわけで、一体どういう機構なのか、それが知りたい。簡単に検索できるページでは、微妙にぼかしてあるような気もしないでもない。一応わかったのが、ハンセン病に対しての免疫力が、遺伝的な理由や或いは疲労などの原因で落ちてると、かかるっぽい。逆に言うと、なんかしら発病に関わる因子を持ってる(あるいは、かからない因子が欠けている)人が感染すると、低い確率で発病する、と言うことだろうか。とすると何となく情報がぼかしてある理由もわかったような気がする。ライ病は業病であると言われた歴史があって、そこに、肉体的因子なんて話が入るのはまずいのだろうな。でも、きちんと情報を教えてくれないと、知識のない人間はどうやって対応して良いのかわからんわけで、そうやって隠すのは如何なものかと、この手の話題の時に陥りがちな結論に陥るのであった。

・ところで「ハンセン病」だけど、かつては「らい病」「らい」「ハンセン氏病」と呼ばれてたけども、差別的に取り扱われていた過去を振り切るために、「ハンセン病」という呼称が一般的になったとのこと。前の二つはともかくも、「ハンセン氏病」がダメな理由がよくわからん。ってか、「呼び捨て+病」だとこの病気に功績のある、ハンセン氏がかわいそうかもしれない(笑)。例えばこの病原菌の発見者が私なら、「すずき病」って事になるわけだけど、それじゃまるで、僕が原因の病気のようである(笑)。世界のハンセン氏がいじめにの対象に成らないことを祈るばかりである。

・ハンセン病つながりで、大谷吉継を調べていたら、大谷家の祖先に阿保親王というのが居ることを発見・・・。まさかこのネタで、こんなオチが待ちかまえていようとは・・・ →これ


11月20日(木) その2
書評改め読後感14(森博嗣「四季 夏」講談社ノベルス)
森博嗣の考える天才像とは、非常に理想化されたコンピュータなのではないか、と思う。猛烈な処理速度と、非常に優れたアルゴリズム、そして無尽蔵の記憶領域。そういったモノを持ち合わせた人間が、彼の思う真に優れた天才ではないだろうか。それが、僕が、森作品をなんか違う、と思う原因である。確かにそんなコンピュータのような人物が在れば、確かに凄いのではあるけども、どこまで行ってもそれはコンピュータであって、一種の工芸品に過ぎないと思う。もしも無限の処理速度と、理想的なアルゴリズムなどが在ったとしたら、いつか人をトレースして、そしてそれを超えれるのでは、と思う人もいるかもしれない。しかし、どんなに分母の大きい分数を使っても、線分のどこかに必ず存在する無理数、つまりは例えば21/2やπは表現できないのである。在る一つの単純化された価値観では、どうしても越えられない壁、というのはやはりあるのだ。森博嗣の表現する天才は、すなわち実数的な天才なのだろう。無理数的な視点から見る真賀田四季は、どう見たってタダの馬鹿(単なる博覧強記は天才ではない)で、それを称える周りの人物は、ただ単に滑稽であるようにしか見えない。なぜそういうような齟齬が生まれるのか考えてみると、それはすなわち、神の如くの才能を持つ、とされる四季を、森博嗣の筆力で描け、そしてそれを我々の理解力で理解できてしまうと云うことに起因するのではないかと思う。森博嗣の筆力を劣っているというのではなく、想像し理解できてしまうと、もはやそれは未知ではないから神秘でなくなる。ガラスの仮面で紅天女が描けないように、やはり至高はいつまでも未知でないと、どんどん魅力が無くなっていくなぁ・・・と言うのが、二巻目になるこの本を読んだときの感想であった。

ただこういうツッコミは、笑わない数学者で森博嗣が示したように、やっちゃいけないのだとは思う。思うけども、少なくともミステリという装丁を使う以上、こういうツッコミはされても仕方がないと思う。もしも、至高の存在として四季が描きたいのであれば、完全に閉じた世界が許される、SFでやるべきじゃないかなぁ・・・(2点)


11月20日(木)
たいほ
・・・うーむ・・・このニュース(笑) →これ
どうして、「(笑)」なのかというと、この捕まって、停職後退職した犯人の元教授だが、この人は“私の博士課程時代の後輩の元指導教官”であって、“私の先輩の勤めている大学の上司(A氏)の早稲田時代の先輩”で、しかも“A氏の前の大学の前任者が、今の研究室の助手”であるという、遠いんだか近いんだか、よくわからないところの犯罪なのであった。と言うか、A氏とは私個人としても割と仲がよいので、“知人の先輩”と言えなくもないかも。
そもそも、件の人物が犯罪を犯した富山での学会(討論会は本質的に学会と変わらない)は、もしかしたら僕も出席していたかもしれないかも、と言うような、割と業界の近い学会だったりするので、ひと月ほど前に知り合いからこのニュースを聞いたときはびっくりしたものである。

本人は自業自得なのでまだ良いんだけど、ここの学生は困るだろうなぁ。えてしてこういう若い教授がボスの有機化学系の研究室は非常にアクティブな事が多いので、救済処置で他の教授がここの学生の卒業研究に手を貸したとしても、これまでのような勢いのまま居られるかというと無理だろう。何とも気の毒な限りである。

ところで、もしこの人が奨学生だった過去を持つならば、奨学金の返済に必要な15年という年限が、もしかしたらぎりぎり終わっていないかもしれない。五年以上特定の職業に就職していたら、その手の職業にいる限り、あわせて15年かけて徐々に返済額は減っていくシステムなので、全額返す必要はないのだけども、それでも残りがあったら、次の四月には、奨学金返せと言う書類が届くのだろう。何とも情けない気持ちがぶり返すんだろうなぁ・・・

ちなみに捕まった当日のニュースは、例えばこれとか →


11月19日(水) その2
書評改め読後感13(高田崇史「麿の酩酊事件簿 月に酔」講談社ノベルス)
高田崇史の作風は、もしこれを読んだことない推理小説読みに説明するとしたら、傾向としては京極夏彦や島田荘司なんかを出さなければならないかもしれないような、蘊蓄派である。ちゃうだろ、と思うひともいるかもしれない。僕もそう思う。でも、最も近い人としては、推理小説を書いていた頃の井沢元彦とか或いは浮世絵シリーズなんかの高橋克彦辺りなんだけど、そんなのは読んでいないひともいるから、引き合いに出せない、と書けばご理解いただけるであろうか。

ま、この手の傾向の作風の人の特徴は、作中で語られる凄まじいばかりの蘊蓄をあっさり取り去ってしまうと、その厚みは1/n(nには好きな数を入れよう)に成ってしまうのでは、と言うか、起承転結で云うと、起だか承だかが猛烈なウェイトを占めるというか、そういうものである。少なくとも、高田崇史の代表作のQEDシリーズはそんな系統のシリーズである。

で、このシリーズなのだけど、そんな高田崇史のイメージを根底から覆すようなシリーズである。とにかく展開が早い。先程の起承転結で云えば、(起+承+転):(結)=1:1と言うくらい、いきなり事件が起こってそして解決する。主人公が酔って潰れると、急に凄まじいキレを持った探偵に豹変するという設定であるので、探偵である酔った主人公は直接推理できないという、一種の安楽椅子探偵的なお話だから、そうならざるを得ないのだけど、にしたって非常に展開は早い。中には、一つのシーンで、承転結を兼ねる様な展開の話もある。でもそれで居て、展開が綺麗に練られていて、無駄が少ない。まるっきり、高田崇史のアンチテーゼである。こんな話も書けるとは多芸な人だなぁ。起こる事件は大したこと無いのだけど、結構楽しく読めました。(4点)


11月19日(水)
元素記号
某氏のサイト経由で、元素名一覧を見る機会があったのだけど、そのとき気になったのは、元素番号104以降の名前で、それが未だに、かつての「うんにる○○にうむ」というものになってて、ちょっとびっくり。多分それほど古くない更新のページっぽいのだけど、一体いつの資料を参考にしたのかちょっと気になる。

とはいうものの、僕も全部を覚えて居るわけではないから、とりあえず、100以上の元素番号の元素記号とその名前等を書いておくことに。なんかの参考にしてくだされ。

100 Fm フェルミウム(Fermium)
フェルミオン、F(フェルミ:単位)などにも名を残す高名な物理学者フェルミ(1939ノーベル物)より。

101 Md メンデレビウム(Mendelevium)
周期律表を作ったメンデレーエフより。この人が居なければ周期律表がないわけで、もっと若い番号に使ってやれば良かったのにねぇ。

102 No ノーベリウム(Novelium)
功績よりも、その名を冠した賞の方が有名なノーベルより。ダイナマイトで大もうけ。

103 Lr ローレンシウム(Lawrencium)
近代物理に功績を残したローレンス(1939ノーベル物)より。ローレンス短縮とか。

104 Rf ラザフォージウム(Rutherfordium)
高名な実験物理学者のラザフォード(1908ノーベル化)。Kuは正式採用されてません。

105 Db ドブニウム(Dubnium)
ロシアの合同原子核研究所のあるドブナから。

106 Sg シーボーギウム(Seaborgium)
実験物理学者シーボーグ(1951ノーベル化)より。重元素合成の先駆者。

107 Bh ボーリウム(Bohrium)
原子模型で有名なボーア(1975ノーベル物)から。

108 Hs ハッシュウム(Hassium)
ドイツの重イオン研究所がヘッセン(Hessen)州にあるので、そのラテン語名Hassiaにちなんで。

109 Mt マイトネリウム(Meitnerium)
物理学者マイトナーにちなんで・・・だけど、わたしゃ、このマイトナーさんを知りません(笑)

110 Ds ダルムシュタッチウム(Darmstadtium)
前述の重イオン研究所が、ヘッセン州ダルムシュタットにあるので、それにちなんで。

重原子合成の実験をして、それっぽい痕跡があるとき、仮に名前が付くのが「うんにる〜」な呼び方なので、きっちり決まってしまうと、国際的に名前が決まって、仮称である「うんにる〜」は消えます。決まってない元素の名前の付け方は、数字を単に「nil(0),un(1),bi(2),tri(3),quad(4),pent(5),hex(6),sept(7),oct(8),enn(9)」と読んで、最後にiumを付けると云うもの。
だからこの先は、
111 Uuu ウンウンウニウム
112 Uub ウンウンビウム
・・・と続きます。

折角だから、100以前も加えて適当に分類すると、
・人名由来
62Sm サマルスキー → サマルスキー石の語源
64Gd ガドリン → ガドリン石の語源
96Cm キュリー夫人(マリーの方)
99Es アインシュタイン
100Fe フェルミ
101Md メンデレーエフ
102No ノーベル
103Lr ローレンス
104Rf ラザフォード
106Sg シーボーグ
107Bh ボーア
109Mt マイトナー

・地名由来
02He 太陽
12Mg ギリシャ・マグネシア地方
21Sc スカンジナビア半島
29Cu キプロス島
31Ga フランスの古名ガリア
32Ge ドイツ
38Sr スウェーデン・ストロンチアン
39Y スウェーデン・イッテルビー
44Ru ラテン語のロシア
52Te 地球(Terra)
58Ce 小惑星セレス
63Eu ヨーロッパ
65Tb スウェーデン・イッテルビー その2
67Ho スウェーデン・ストックホルムの古名ホルミア
68Er スウェーデン・イッテルビー その3
69Tm スウェーデン・ツーレ
70Yb スウェーデン・イッテルビー その4
71Lu パリの古名ルテチア
72Hf コペンハーゲンの古名ハフニア
75Re ライン川
85Po ポーランド
87Fr フランス
92U 天王星
93Np 海王星
94Pu 冥王星
95Am アメリカ
97Bk アメリカ・カルフォルニア州・バークレー
98Cf アメリカ・カルフォルニア州
105Db ロシア・ドブナ
108Hs ドイツ・ヘッセン州のラテン語名ハッシア
110Ds ドイツ・ヘッセン州・ダルムシュタット

・神話
22Ti ギリシャ神話・タイタン
23V 北欧神話・バナディス
27Co コボルト(妖精・小鬼)
28Ni ニコラス(悪鬼・悪魔)
34Se ギリシャ神話・セレネ
41Nb ギリシャ神話・ニオベ
46Pd ギリシャ神話・パラス=アテナ
61Pm ギリシャ神話・プロメテウス
73Ta ギリシャ神話・タンタロス
81Tl ギリシャ神話・タレイア
80Hg ローマ神話・マーキュリー
90Th 北欧神話・トール

・物質
03Li 石(litos)ギリシャ語
04Be 緑柱石(beryllos)ギリシャ語
06C 炭(carbo)ラテン語
11Na ソーダ石(natron)ドイツ語
13Al みょうばん(alumen)ラテン語
16S 硫黄(sulpur)ラテン語
20Ca 石灰(calx)ラテン語
26Fe 鉄(ferrum)ラテン語
42Mo 鉛(molybdos)ギリシャ語
48Cd 土(kadmeia)ギリシャ語
50Sn 錫(stannum)ラテン語
51Sb 揮安鉱(stibium)ラテン語 ← ギリシャ語・印(stimmi)
62Sm サマルスキー石(Samarskite)
64Gd ガドリン石(Gadolinite)
70W 鉄マンガン重石(wolframite)
78Pt ピント川の小さな銀(platina del Pinto)スペイン語
79Au 金(aurum)ラテン語/黄金(ghel)インドヨーロッパ語
82Pb 鉛(plumbum)ラテン語/鉛(lead)アングロサクソン語
86Rn ラジウム(Radium)(ラジウムの崩壊により生じるから)

・色
05B 白色(bouraq)アラビア語
17Cl 黄緑色(chloros)ギリシャ語
24Cr 色(chroma)ギリシャ語
37Rb 赤色(rubidus)ラテン語
40Zr 金色(zar(金) + qun(色))アラビア語
45Rh バラ色(ruthenia)ギリシャ語
49In 藍色(indigo)英語
53I 紫色(iodetos)ギリシャ語
55Ce 青色(caesius)ラテン語
77Ir 虹(iris)ギリシャ語

・その他
01H ギリシャ語・水のもと(hydro + gennao)
07N ギリシャ語・硝石のもと(nitro + gennao)
08O ギリシャ語・酸味のもと(oxys + gennao)
09F ラテン語・流れる(fluo)
10Ne ギリシャ語・新しい(neon)
11Na ラテン語・固体(soda)
14Si ラテン語・火打ち石、硬いもの(silicis)
15P ギリシャ語・光(Phos)を運ぶもの(phoros)
18Ar ギリシャ語・働かない(a(否定の接頭語) + eragon)
19K アラビア語・海草の灰(qali)/英語・海草の灰(potash)
25Mn ギリシャ語・きれいにする(manganizo)
26Fe ギリシャ語・強い(ieros)
30Zn ドイツ語・ノコギリの歯(Zinken)
33As ギリシャ語・猛毒性(arsenikos)
35Br ギリシャ語・悪臭(bromos)
36Kr ギリシャ語・隠されたもの(cryptos)
43Tc ギリシャ語・人工の(technetos)
47Ag ギリシャ語・輝いた(argyros)
51Sb ラテン語・僧侶の敵(anti + monacon)?/同・孤独ではない(anti + monos)?
54Xe ギリシャ語・見なれない(xenos)
56Ba ギリシャ語・重い(balos)
57La ギリシャ語・隠れている(lanthanein)
59Pr ギリシャ語・青緑(prasaios)の双子(dydimos)
60Nb ギリシャ語・新しい(neos)双子(dydimos)
66Dy ギリシャ語・近寄りにくい(dysprositos)
74W スウェーデン語・重い(tung)+石(sten)/ドイツ語・wolf(狼) + rahm(泡)?
76Os ギリシャ語・臭い(osme)
83Bi アラビア語・安息香の様に溶ける金属(wissmaja)?/ドイツ語・白い固まり(weisse masse)?
85At ギリシャ語・不安定(astatos)
88Rd ラテン語・放射性(radius)
89Ac ギリシャ語・放射性(actis)
91Pa ギリシャ語・Proto(先立つ)なAc(アクチニウム)

うーむ疲れた・・・・それにしても、レニウムがレーニンではなくライン川由来とは・・・


11月18日(火) その2
書評改め読後感12(E.T. Bell「数学をつくった人びと II」ハヤカワ文庫NF)
前回読んだやつの続き。時代はだいぶ近代に近くなって、ちょうど百年前くらい。法則や名前付きの記号なんかで名前だけは知ってるけども、だいぶマニアックになってしまっていて、実際はほとんど使わないような感じな人が中心。ガウス記号("[n]")とかのガウスとか、物理では欠かすことの出来ないハミルトンとか、なんかその辺の人たちである。前の巻までの、例えばニュートンだとかアルキメデスなんて人たちは、あまりにも有名すぎて、書かれている内容のほとんどは既知だったりしたから、単に文章の読みにくさばかり目立って、苦痛な部分も多くあったんだけど、さすがにこれくらいに知名度になると、この手の文章でないと知らない事が多くあって、比較的楽しく読めた。もしかしたら僕が、この訳者の文体になれてきたことを反映しているのかもしれない。

読みやすくなった理由として、もう一つ大きな理由は、価値観の変遷だと思う。貴族時代のヨーロッパにおいて、数学者というのは貴族でもなんでもない単なる一般人であることが多い。日本の一般人が、例えば安土桃山時代にどういう価値観を持って生活したかなんてのも理解困難なのに、民族の違う欧州のそれなんて、なんの予備知識も無しに知れと云うのは無茶と云うもの。しかしようやく民主化も進み始め、それから、科学というのも権威を持ち始めた時代にさしかかってきたので、ようやく特殊な想像力を働かせなくてすむようになったってのもあるだろう。

にしたって読みにくいことは間違いなくて、前巻を読んでない人には全くお勧めできない。逆に、Iを読み切れる根性が在れば、だんだん楽しくなってくるので、お勧めだけど。(2点)


11月18日(火)
9割一分引
いつも呑んでいる缶コーヒーがあって、それは、UCCのBlack無糖である。こいつは、暖めてしまうとあんまり美味しくないので、冷たくないといけない。大学の随所にこれを売っている自販機はあるのだけども、ところが、その多くが既に冬仕様でホットになっており、冷たいのを売っているのは一個しかない。

昨日のことだけど、その一個しかない自販機のそれが、売り切れになっていた。今まで売り切れというのは見たこと無かったけど、僕のような嗜好を持った人が少なからずいるのかな、とそのときは諦めたのであった。

で、今日。その売り切れの理由を知る。生協の自販機は110円なのだけど、そのためにまず10円を入れると、件のコーヒーだけランプがつく。そのときは、売り切れランプがついてるのかと思ってよく見ずに、とにかくもう100円いれ、きちんと見ると、売り切れではない。で、いつものようにボタンを押すと、コーヒーが、そして、おつりとして100円が。怪訝に思って、今度は買うつもり無く10だけ入れてみてみると、やはりコーヒーだけが購入可能のランプがついているのであった。多分、業者が設定ミスしたんだろうなぁ。珍しいミスだと思う。さすがに、ミスにつけ込んで買い占めておこうとは思わないけど、そういえば、昼頃に買ったときも、なぜか100円おつりで帰ってきたなぁ、と言うことを思い出す。

自販機だから、お金を返すわけにも行かないので、ま、昨日の売り切れ分のお詫びと解釈して、この際はありがたく頂くのであった。


11月17日(月)
やふおく
夜10時頃、自分の机で、仕事をしていると、同じ部屋の実験器具をいじっていたM氏が、なにやらネットオークション。何かと思えば、非常にマニアック、というか、限定的な精密測定機器の落札を試みているそうで。詳しいことはよく知らんが、要はオシロの凄いのらしい。そいつが、正規購入だと30万以上、中古でも20万弱するところが、6万からのオークションにかかってるのだとか。さすがにそのまま値段が落ち着いてるというわけにはいかないけども、あと30分もすれば落札終了というところで、10万前後。未だお買い得価格であった。此処で誤解して欲しくないのは、大学という関係上、この手の精密機器が研究のために必要で購入したいんだろうなぁ、と思っている人がいるかもしれないけども、実はこれ、あくまで個人的に欲しいのだとか。なんに使うのかと聞くと、使い道を考える方が難しいけどこの値段なら欲しいとのこと(笑)。なんだか気持ちはわからないでもないが。結果的には、若干の時間延長もあって、15万くらいで、買われてもM氏的にはあきらめの付く価格で入札完了。自分じゃ滅多にしないけど、なかなか奥の深いことで。 > ネットオークション


11月16日(日)
おやすみ
土曜日がまるまる潰れたので、生きていくために必要な休息の日曜日である。それ以前に、今月は日の巡り合わせが悪く、明日にならないと給料が入らないので、派手なことが出来ないという都合もあるけども(笑)

昼頃起き出して、何をしたかというと、どういう訳か家にあるビデオ鑑賞。結局、旧作ではないガンダムの映画x3と、なぜか劇場版999を見てたりしたら夜になったので、適当に食うモノを作ってお休みなさい・・・であった。


11月15日(土)
学会その二
今日は木野より三十分早く始まるのだけど、朝目覚めたときには既に始まる時間で、大あわてで出発する。朝の一番手は、うちのボスなので、あえて聞かなくても良いはずではあるけども、逆に聞かないで居ると、格好が付かないのである。

と言うわけで、朝の時間には、件のK氏と話を交わすことも出来ず。ちょっとした時間にふらふらしていたら、ボスに呼び止められ、K氏がうちのメンバと呑みたがってるから、おまえ設定しろとのお達し。ボスは多忙につき参加できないのでといいつつ、軍資金も頂いてしまったので、断るわけにも行かず、と言うか断る理由もないので、快諾する。その後、ちょうど昼飯の時間に、制服購入実行部隊のT氏とともにK氏との対面に成功。買い物はどうしよう、と言うことを話し込む。その結果、この学会が終了したあとに、K氏のレクチャーがあって、そのあとに買い物に行き、さらにそのあと、飲みに行こうと云うことになる。今回の学会は、旧教養部の先生が集まって実行しているものなので、参加者はあまりのも多岐に分野にわたっているから、K氏も化学系の先生ではあるけども、そのことを加味してあまり専門的に成りすぎない話をしてたから、化学系の我々から見ると非常に消化不良気味だったので、昨日一緒に呑んだときに、時間があったら化学の話も聞きたいな、と言ったのを実行してくれるらしい。えー人や。

で、その後なんやかんやで学会は無事終了。会場を閉めるから、と、ぞろぞろ研究室に帰って、K氏のレクチャの準備などをしていると、肝心なK氏が居ない。一体どこだ!と色めき立って、一度会場に帰り捜索しても見付からないし、会場にいた他の人に問い合わせてもわからないという。仕方がないので一度研究室に帰り、居ない旨を伝えて、どうしようとか云ってると、会場から連絡があり、なんと会場にいるとのとこ。K氏はいかにもドイツ人だーという感じの巨漢の先生なので、これが見付からんと云うのは、世界の七不思議よりも不思議である。仕方なく再び会場に帰りpick upである。

レクチャも終わり、K氏はお買い物。我々は思い思いの部屋で羽を伸ばす。と言うか休憩。ちょうど時間頃に介添えのT氏から連絡があり、モノは無事ゲットしたとのこと。と言うわけで予約済みのレストランに移動。結局K氏の手に入れた制服は、某高校の指定セーラ服で、渋谷の百貨店で本物を購入したらしい。某高校というのは、伏せてるわけではなく、忘れちゃっただけなので、渋谷の百貨店で買える、セーラ服が制服の都内の女子校、と言えば、わかる人には限定できるのかもしれない(笑)。フルセットで三万だか四万だとか。何とも高いねぇ。なんか、ドイツの方では、在る世代にはセーラームーンとかが妙にはやってたりするので、娘さんの土産にはそれがよろしいのでは、と言う判断があったらしい。

K氏と、私と、同僚な先輩と、学生2人に、あと制服購入に非常に貢献してくれたT氏の友人の女の子の7人でディナータイムである。うちのボスは、騒がしい飲み屋で呑むのが嫌いだそうで、そういうわけでちょこっと小じゃれたレストランである。適当に見繕った割には結構良い感じのお店で、なかなか良い雰囲気でした。というか、このK氏という人は、非常に好人物で、話していても楽しいし、何より陽気である。あっという間に時間が過ぎ、K氏は明日の早朝には帰ってしまうから、深酒は出来ないので、適当なところでお開き。最後にはみんなでK氏のホテルのフロントまで押しかけて、別れを惜しんでおしまいである。なんかこんな気持ちいい飲み会は、(業界がらみでは)久々であったのではないだろうか。


11月14日(金)
学会その一
今日は、先日脅迫のあったシンポジウムの日である。遅れるわけにはいかないので、早めに会場に行くと、ほとんど人がいない。どこに座ろうかな、と周りを見回すけども、この部屋は大講義室なのだけど、後ろの方は机のない椅子だけの席で、前の方に机を置いた、筆記可能な席があったから、前から二番目の、プロジェクタが見やすい席に座ることにする。程なくしてシンポジウム(一応建前上は国際学会)が始まって、いろんな話を聞くのであった。

今回の会議のテーマは、単純に云えば、異業種の融合である。異業種と言えども、八百屋と魚屋という意味ではなく、例えば理系でも、生物系と物理系と化学系とでは、本来全然違う仕事をしてるのを一緒の土壌で話しましょう、とかそういうお話である。あと、この集団のテーマとして学生教育という面もあるので、今回のプロジェクトの一因の、教授先生らによる、彼らの仕事内容の、最近の成果紹介というような内容が延々続くのである。

最初の挨拶は別にして、その次は、某生物界の重鎮らしい先生の発表である。らしいというのは、わたしゃ、生物界の人間関係を知らないので、伝聞調でしか云えない。とりあえず此処の研究はMADである。どういう風にMADかというと、単純に云うと、此処の仕事はES細胞の分化である。生体内の様々な器官、すなわち、心臓だとか、肺だとか、或いは脳なんてのは、実を云うと元々は同じ細胞を根元にしていて、そいつが、その環境を感じ取って、脳になったり、胃腸になったりするのであるけども、ES細胞というのは、その、分化が起こる前の、在る意味何でもアリの細胞である。そいつを研究するって云うことは、つまりは、そいつを自由に、胃だとか、眼とか、脳だとか、そういうものに、分化してやるって事であって、そういう結果を、本日発表したのだけど、その結果を擬態的に示すとすると、生物をやってる人は想像付くかもしれないけども、それは例えば蛙の解剖図であったりするわけだ。わたしゃ、まっとうな、物理化学の人間なので、そんなもん拝んだこと無いわけで、そいつの腹を割いた画面がいきなり大写しで映し出されたりすると、それはそれで、単純にショッキングである。しかもそいつってば、人工的に、体内に、心臓が二個の、肝臓が四個も持ってる個体だったりするのだけども、それをみて、「これがほんとの、トゥーハート(Two hirt)なんて、染太郎みたいな事を言う余裕もない。いやー、何を朝から見せるんやね!と起こった学生さんもいるんじゃないかな。

とか言うショッキングなことは、この先は無くて、せいぜい、南京虫は、学名にもchineseが入ってるんだなぁ、なんて事を思いながら、平和に過ごす。で、国際学会ってのは、その権威付けのために、異人さんを呼ぶんだけど(でないと、国内の学会と変わらん(笑))、その講演が始まる。最初の、S氏という人の講演は、この人デンマーク人なのだけど、おまえはアメリカ人か!と言いたくなるような、得体の知れない高速で訳のわからん英語を操る人物で、途中で撃沈して、その半分で爆睡。次は、うちのボスの呼んだ、K氏という人物である。学会というのは、あらかじめ要旨という、自分の発表内容を簡潔にまとめた冊子が配られる訳なのだけど、当然K氏についてもそれはある。で、それをみて、実は今日ちょっとびっくりしたのである、というのは、先日うちの学生に、こんな変な研究をしてる人がいて、僕もこういう事がしたいと思ってるんよ、と、まさに云った内容がそこに記しているのであった。僕は、海外の論文は読むけども、その研究者ってのはよほど印象が残っていない限り、それを誰が書いたか覚えていないので、今から話すK氏が、まさにその、私の好きな研究をやっていたなんて話は衝撃であって、すげー驚く。当然寝るわけにはいかないので、最後まで楽しく聞くのであった。

で、そのあと、ポスターセッションだとか、懇親会だとか、学会で定番の行事があった訳なのだけど、その懇親会の会場で、うちのボスが、明日朝一の発表だから、K氏の世話は任せた、と、私に言い残して去ってしまったので、とりあえず、懇親会が終わったあとに、とりあえずホテルまでお供をすると、そこでK氏から、「呑もう!」と言われたので、光栄にも付き合うことに。さすがドイツ人である。いやー、まさか、そんな機会があるとは思いもよらず、研究の話は当然の事ながら、経済だとか、結婚観だとか、なぜかそんな話までして、二時間くらい、サシで飲んでしまったのであった。あすは、前述の通り、朝一でボスの講演なので、お互い深酒は出来ないから、今度どっかで出合ったら、朝まで呑みましょう、と約束して、この日は分かれるのであった。

それはそうと、K氏。彼には、齢16-17の娘さんが居るそうな。彼女が日本風の女子高生の制服を所望してるそうで、それを土産にしたいのだけど、どこで買える?って聞いてきたのだけど、さすがに博識の私としてもそんな情報はないわけで、非常に困る。うーむ、明日には、うちのメンバーに聞いておくとは云ったけども、どうすれば良いんでしょうねぇ・・・(笑)


11月13日(木) その2
一年遅れのスペイン紀行 その5
と言うわけで、目覚ましよりも早く目が覚める。で、外を見てびっくり。まだ非常に暗い、というか夜っぽい。目覚ましというのは、ホテルの備え付けではなくて、日本から持ってきたPHSであって、一瞬自分の時差調整の計算が誤ってたのかと思ってびっくりする。思った以上に疲れていて、夕方まで寝こけたのかとか、本気で思ったわけである。一応テレビを付けてみるけど、なんかよくわからん(スペイン語だし)。日本から持ってきた別の時計(日本時間)を参照に、それからこちらの現地時間を計算してみるけど、なん間違っては居ないようである。この暗さは、すなわちサマータイムに由来するもんらしい。この時期は10月で、サマータイムもほぼ終わりに近いから、太陽の運航はどちらかと言えば冬に近く、従って、夜明けも遅い。元々遅いところに、サマータイムで一時間前に補正したりすると、夜が明けてないのは当然である。今となってはこれが何時だったのか覚えていないけども、だいたい七時だったとしても、とするとそれは本当は六時のことであるので。

というわけで、もう起きることにして、荷物をまとめる。このホテルは朝食の付くホテルで、と言っても広い食堂でバイキング形式なのだが、それでもそれを食っとくのは大切なことである。昨日のうちに聞いていた食堂に移動するも、ほとんど誰もいない。でも、時間はOKな時間なので、適当な机を陣取って、皿を持って移動。バイキング、とはいうものの、食えるのは若干の果物類と、あとは何種類かのパン。それから、ミルク、紅茶、コーヒー、オレンジジュースが自由に飲める、と言う感じである。

餅は餅屋という言葉が在るとおり、やはりパンもジュースも、本場の方が美味しいのである。日本では敬遠されるような、堅めのライ麦パンのようなものでも、こちらで食うと味があって美味しい。他にも、クロワッサンとか、いわゆる食パンとか、そんな感じのパンがあったからもりもりと食す。ついでに、もし昼飯にありつけなかったらいやなので、何個かのパンは、くすねて部屋に持って帰ることにするのであった。

ついでに云うと、やはりミルクも、欧米のそれは、日本のとは比べ者に成らんほど美味い。僕は日本では、まず牛乳は飲まないのだけど、こちらでは寧ろ率先して飲むくらいである。ただ、牛乳だけ飲むってのはあんまり好きじゃないので、コーヒーで割ってのむ。スペインではカフェコンレーチェと言う飲み方で、レーチェってのは、ラテみたいな意味だから、結果的にカフェオレで、牛乳とハーフアンドハーフみたいなもんである。で、結果的に、滞在中はこればっかり飲んでいたのだけど、この日も、これを何杯か飲む。いや、やはりミルクが旨いと、コーヒーと良く合うなぁ。このグレードの牛乳が、毎日日本で、比較的安価で手に入れば、これを飲むのに、さすがに無理な相談である。

しばらくメシ食ってると、老夫婦x2が食堂に訪れる。おとなしく飯(パン)を食っていると、そのうちの一人のじいさんが話しかけてくる。どうも話によると、彼らはオーストリア人で、リタイア(定年)後、友達と欧州を回る旅をしてるとか、そういうことを仰ってるので、こっちは日本から来たんだよ、とか言う話をする。お互い母国語が英語じゃないので、仮に文法的に間違っていても全然OKである。とにかく通じればいいので、ぎくしゃく話すが、良い機会だったなぁ、と、今になって思う。とりあえず、がんばってね、みたいなことを云われ、ありがとと言って、その場を去るのであった。


11月13日(木)
休息日
昨日書いたように、米国からの査察団(違うかも)が来るので、いつもより早く出勤である。その時間てちょうどラッシュな時間っぽいので、電車が混んでてちょっといや。ってか、窓を廃止するくらいの心意気を見せて欲しいぞ、京王電鉄。暑いよりは寒い方がましだと思うが・・・

で、いつ来ても良いように、部屋でスタンばって(スタンばって/スタンバって、のどちらが正しい表記なのだろう・・・)いると、予定時間になっても、訪れず。うーむ、遅れとんのかなとか思ったら、連絡があって、時間が押しているので、僕の居る側の研究室の見学は中止になったとのこと。がっでむ>米人

昨日、満を持して結果報告をしたせいで、今日はすっかり気が抜けている。昨日ボスから、この結果を利用して、なんかすごい系を構築せよ、との指令を頂いたので、こいつについて思案する一日にすることに。と言っても、何をするというわけでもなく、単に脳内で志向をこねくり回すだけであって、一見さぼってるみたいに見えるかもしれない(笑)。昼過ぎに煮詰まってきたので、渋谷方面に飯を食いに行こうと、最寄り駅ホームで電車を待ってると、都内のどっかの会議に出席するのだろうか、ボスにばったりである。げげ、とか思ったけど、今からこそこそ隠れるのはなんか変だし、そもそも人様に後ろ指を指されるようなことは全くやっていないわけだから、どもどもこれから飯なんすよ、と、こっちから声をかけて事なきを得る。

あとはまぁ、なんだかんだとしてるうちに、それなりにアイディアがまとまってくる。多分、に三日練れば、それなりのシステムを構築する青写真くらいは作れるんじゃないかな。都合良く、明日からは、参加必須のシンポジウムなので、その間暇だから、絵でも描きながら、完成させるとしましょう。

あ・・・そうか、そのせいで、明日明後日と、朝早いんや・・・

うーむ・・・


11月12日(水) その2
一年遅れのスペイン紀行 その4
スペイン紀行なのだけど、今回からようやく本格的にスペイン入りである。

飛行機は、(当然)無事に空港入り。今度はマドリッド空港である。スペインの航空会社は伝統的に適当、って言うか、いい加減というか、まあ、云い噂は聞かないのだけど、今回の旅程の場合は、飛んでいる飛行機会社はスペインエアでも、管理会社がルフトハンザ(ドイツ)だったこともあるのか、預けた荷物もきちんと届いており問題なし。荷物受取所でふらふらしてると、A氏と再会である。僕はここから市内まで、電車かバスで行く予定だったのだけど、某大教授のA氏は、タクシーだと云うから、今回はそれに付き合うことにする。

空港なので、タクシーの捕獲は比較的楽で、ただ乗り場に行って、乗りたそうな風情で手を上げればよい。二人とも、別々だけど既にホテルは取ってあるので、その住所の書かれた書類なんかを見せて、行き先を頼む。これでコスト安になればいいなぁ、と言うもくろみである。

タクシーはすぐさま出発。外は、確か8時ぐらいだったような気がするのだけど(そういう細かい情報は既に忘れている(笑))まだまだ明るい。サマータイムってのはやはり人間の感性に悪影響を与えるのではないだろうか。明るいと云ってもそろそろ日暮れであって、いわば、逢魔が刻である。街に向かってるうちに、どんどんと暗くなっていく様が、何とはなしに風情があるのであった。

我々には土地勘がないのだから、何ともわからないのだけど、A氏のホテルより、私のそれの方が近いそうで、まずはそちらに向かうことに。マドリッドというのは、なんて言うか、城壁都市というか、とにかく、旧い石畳の街が、無理矢理近代化したような街である。道も、アスファルトに舗装されてるところもあるにはあるが、石畳のとことかも結構あって、それよりも何よりも、道が狭い。そういう中を、慣れた手つきで、運転手氏が道を行き、とりあえず目的地に到着。で、そのときに、最初聞いてきた金額がそのまま請求される。我々の理解では、云っていた代金は、二人分のそれだと思って納得していたのに、どうも、それぞれ一人分だったらしい・・・うー無駄増されているような気はするけども、A氏もいるから面倒なことは出来ないので、しぶしぶお金を払ってホテルに移動したわけであった。

此処でのホテルは、航空券を買ったHISが紹介する中で、とりあえず最低のグレードのホテルである。とは云っても、日本の会社が紹介するようなホテルであるから、荷物を体に縛っておかないといつ盗まれるかわからないようなとことか、或いは、M氏のように、命の危険性を感じなきゃ成らんようなホテルは紹介されるわけが無く、ちょうど日本のビジネスホテルみたいなものである。フロントに行って、声をかけると、なんか、いかついおっさんが出てくる。HISから買った宿泊券と、自分自身を示すパスポートを提示したら、何となく無愛想に、鍵を出して、部屋のある方向を教えてくれた。ちょうど中二階のような高さにある部屋で、高級なとこじゃないから、部屋までは自分で荷物を持っていくのであった。

とりあえず、スペイン第一日目の宿は確保したので、とりあえず安心。とりあえず、荷物を置いたら散歩に行く。このころには外はすっかり夜に模様替えしていて、真っ暗である。この辺は、繁華街ではないけども、それでも往来の多いところで、外にはたくさんの人はいるけども、彼らはどこに向かっているのだろうか。店の多くは既に夜だから閉店していて、空いているのは、いわゆるバールという、すなわち英語で言うところのバーで、えーっと言うなれば、イギリスで云うところのパブぐらいのものである。割と臆病なところがあるので、こういう店には入るのにはちょっと躊躇。何しろ、スペインというのはビールをセルベッタと呼ぶほど、言葉の違う国である。とりあえず初日からなんかあったら困るし。

一応、三十分くらいは周りを歩いたけど、みれるのは石畳の町並みで、こういうのが好きな人にはたまらないのかもしれないけども、僕はあんまり石畳で、石造りの町並みというのは好みじゃないから、あんまし感動無く、もういい加減疲れたこともあるし、ホテルに帰ることに。一応ホテルの近くには、市場があるらしいのだけど、夜はやっぱりやってないし、売っていて目立ったのは、肉屋くらいで、今日生肉を買ってもそれはそれで困る。一応日本から、パンかなんか持ってきてたので、食うものはあるし。

風呂に入りたかったので、風呂にお湯をはる。とりあえず、いわゆるワンルームマンションみたいな部屋で、さっきも書いたけど、まさにビジネスホテル風である、床は全部、石で、大理石かどうかはわからんが、とにかくつるつるのそれである。だから裸足で歩くと、ぺたぺた冷たい。風呂場には、ユニットと、トイレ、それから西洋らしく、ビデがしつらえてあって、文化の違いを知る。湯が張ったので、ゆっくりそれに入る。シャンプーってのは、髪に合わないとごわごわになるだけだから、日本から持ってきたシャンプーで洗髪すると、こちらの水は非常に硬度が高いから、全く泡立たず。何で泡立たないかは、シャンプーや石けん中の界面活性剤と、水中の金属イオンの相関のせいなんだけど、まあ、此処はそういうことを書いてるところじゃないので、何も書くまい。ま、それでも、なんかこういうところで、外国に来たんだなと痛感する。

風呂も上がってさすがにやることがないので、とりあえず明日の作戦タイムである。どういう事かというと、ここから自力でマドリッド−バレンシア間の鉄道のチケットを買って、それに乗り込まなければならないのである。一応会話集を見て、どこ行きがどうこう、と言う言葉を覚えようとしたけども、短い時間の滞在でも、スペイン語を使うのは不可能なことがありありとわかったので、そういったことは諦めることにする。で、結局、必要なことをメモに書いておいて、窓口でこれこれと見せようとすることにしたのであった。向こうの窓口が聞いてくることは、二等か一等かとか、喫煙席か禁煙席か、とからしい。ああ、あと大切な目的地、そんなのをメモに書き写す。明日はこれを見せるのである。

何せ全く無計画に行動しているので、このホテルがどこにあるのかわからんし、それから明日乗るはずの電車の止まる駅がどこにあるのか不明である。それからせっかく来たのだし、どっか観光するのも手かな、とか思いつつ、ぱらぱらと地図をめくってだいたいのところを確認したら、もう夜も遅くなったので、寝ることにする。

最後に特筆すべき事があるとするならば、確かこのときテレビで、クレヨンしんちゃんをスペイン語でやっていたなぁ・・・・とか言うこと(笑)


11月12日(水)
とりあえずひとやすみ
とりあえずゼミで、これまでの研究結果を発表する。とりあえずなんだか一安心である。

ところで明日から、アメリカの若手の研究者(助教授とかポスドクらしいが)が、ぞろぞろと視察に来るんだとか。なんだか、国会議員の海外査察の裏打ちを食らっているような感じである。時代も変わったものだなぁ。


11月11日(火)
脅し・・・
今朝メールを見ると、ボスからメールが来てて、14日から始まるシンポジウムには出るように、とのこと。それは良いのだけど、その文章の中に、「事務局からの通達で、シンポジウム等の出席状況が、来年度以降の契約更新の参考ににする、とのこと」という、恐ろしいお言葉。

ま、元々出るつもりだったから良いけども、出来れば来年もこちらにいたいので、割とどきどきしたりしなかったり。


11月10日(月)
高密度かもしれない月曜日
なんか実験結果について、S氏と議論しているうちに、いつの間にやら3時を過ぎるくらいの時間になってしまったりしてびっくりする。おかげで、今思っている描図では、なかなか人様を納得できないことがわかったので、もちっと練り上げねば成らんなぁ、と思う。

夜は、なんだかハッピーなT氏が飲みたがってたので、研究室横の部屋で、T氏も交えてのみ。こういう時間がもてるのは大学ならではで良いなぁ。


11月9日(日)
選挙
うーむ・・・まず起きたら朝三時なのだけど、いやー非常に気持ち悪い。ちなみに場所は、研究室である。土曜に途中まで仕込んでおいた事があるので、それをやらないとと思って、研究室に来たは良いが、なんだか猛烈に眠くなって、そのまま寝たのである。うーむ、飲み過ぎだが、それはなんだか久しぶりだなぁ。

で、朝七時くらいまで、研究室の床でごろごろして、で、家に帰る。頭痛はしないけど、吐き気が・・・うーむ、典型的な、焼酎を飲んだときの二日酔いだなぁ。

家に帰ってもあんまり腹が減らなかったので・・・と言うよりも寧ろ、例えば明大前の駅構内のうどんやの匂いが微妙に気持ち悪かったりする状況だったので、風呂を入れて、横になる。気分は悪かったのだけど、妙に頭は冴えてて、研究についていくつかのアイディアがまとまる。なので、適当に文章を考えたりしてたけど、やっぱ力尽きて寝る。

次に起きたのが昼過ぎ・・・かな。
今日は総選挙なのではあるけども、何せ先日やっちまったので、すっかり蚊帳の外である。その上選挙速報は、開票も始まっていない段階から、当確が出たりする有様で、非常に興ざめである。これじゃ、醍醐味の半分もないじゃないか。悔しいから、次回の選挙は、全国民の半分くらいが不在者投票したりしないかなぁ。それだと、多分、選挙当日には、ほとんど当確が出てるという状況になって、今の状況のおかしさがつまびらかになると思うけど(笑)


11月8日(土)
肉だが、それは見ていないの日
例の集まりがあるのですぐにでも行きたかったのだけど、でも、今日は定例のゼミの日で、それをはずすわけにはいかないから、悶々とした気分で、ゼミに出席。今日は文献紹介の日で、発表は三人だけど、うちは一報の紹介を5分くらいでやるべしx3と言う通達なので、運良くいけば、一人三十分で、10:30開始だから12:00には終わって、13:00には赤羽だなぁ、なんて思ってたら、なんのことはないというか、案の定というか、終わったのが13:00。しかも、ボスが、14:30からミーティングとか云う有様だったりして、さすがにそれはすっぽかして、赤羽に向かうことにする。

一応先日には調べてあって、渋谷から、埼京線というのに載ればいいと云うことまではわかってるのだけど、問題は駅から会場までである。東京関係の地図ってのは、妙に距離感が辺で、すごいわかりにくいのである。その上、北が上じゃなかったりとか、世界の常識を覆すような地図が、そこらかしこにあるので、混乱するなという方がおかしいのである。こんなもん、置いておくなら、寧ろない方が・・・とは思うけど、今日はさすがにそれがないと困るので、四苦八苦しながら目的地を目指す。

一応川沿いなので、方向さえ間違わなければ、かなりの確率で川まで行くことは可能で、だから安心してずんずん進みはしたものの、結局はかなり変な場所で川に到達して、しかも後半は走ったものだから、ちょっと大変だったりする。その大変さに拍車をかけたのは、背中に背負いたいけど背負えないから、リュックに入れて手にぶら下げてる、例の低温液体だけど、まあこれは自業自得なので、何も言うまい。

正直、かなり苦労して、ようやく到着。見知った顔を見かけたので、声をかけたら、もう終わりだよ、とのこと。うーむ、やはりか(笑)。ま、今日は二次会ねらいなので、良いでしょう。とりあえず邪魔くさいので、例のそれで適当に遊んで、あとはまったりとである。なんせ、主役の肉は分散されて皆様の胃の腑、早い人ならすでに腸の腑に収まってるわけで、見ることも出来んし(笑)。でも噂のR氏の車も見れたし、謎の人物だったN氏とも面通し出来たので、目的はほぼ達成されたと言っても過言ではない。ところで、R号に貼ってあった、某作品のポスタが盗まれたのだそうで。うーむ・・・(笑)。

今回は結局チャリが間に合わなかったのだけど、やはり会場には、ひとかどの自転車のりが居て、目の保養をさせてもらう。いやー、やはり、良いものはよいねぇ。僕のはもう、扱いが荒いのであんな風には綺麗じゃないけどね(笑)

で、お開き・・・とその前に、唯一の空腹者として、率先しておでんを頂いたり。でも食ってたら、あんたら満腹ちゃうのん?とつっこみたいほど、もりもりとそれを食う人が現れて、しかも大人数、譲ってたらいつの間にかおでんが無くなったりと、なんかすごい食欲を見させてもらう。この食欲に戦いを挑まないのが、大人になったと言うことなのであろうか?(笑)

で、ようやくお開きで、ばらばらと。総勢60名超くらいだったのかな。それにしても大人数である。そういえば、お開き前に、何度も群衆の中にL氏の幻を見たのだけど、やはり奴は底には居らず。居ないことが不自然、と言うのが、L氏の人徳・・・なのやもしれぬなぁ。

お開きと云えどもまだ、4時過ぎで、さすがにここから帰るのは・・・と言うわけで、二次会。二次会と言っても、まだ4時ってことは、どこの店も開いてない訳やね。現地民の某氏(名前を聞いてないので・・・)が、チャリで偵察に行くも、どこもクローズ。ところが、一時みんなでたむろしていた、まさにその一角にある飲み屋が、行くとこ無いんなら入れちゃるよ、って名事を言ってくれて、総勢20人超でなだれ込み。もうなんだかよくわからないテンションで、非常に楽しかったなぁ。思えば、こっちに来たせいで、花火関係の飲みに出れなくなってるので、訳のわからん飲みというのは非常に久しぶりなのかもしれん気がする。

しこたま、と言っても、生大二杯と、鏡月のボトルを、約三人で二本開けた程度しか飲まなかったけど、そもそも最初になんも食ってないし、その上、水分も取ってなかったって事もあって、結構酔っぱらう。酔っぱらうって、でも時間はまだ10時にもなってなかったりするから、それはそれですごいのだが。

結局うやむやのうちに、とりあえず大学の方へ。何せお仕事が残ってて・・・


11月7日(金)
五円
今朝のこと、週末と云うこともあり、駅近くのATMでお金を下ろす。
とりあえず、5000円下ろすことにはしてのだけど、ATMの操作なんてのは慣れてるから、「暗証番号→金額→確定」で終わりのはずであった。ところが、あまりにも高速で操作したのが悪かったのか、金額で、「5」「千」「円」「確認」と押すところを、どうも「千」が押せてなかったらしい。そのため、払戻金額が5円で確定してしまう、という、普段あまり無いことになってしまった。

途中で気が付いたので、やり直したかったのだけど、確認してしまうともう後戻りは出来ない。非常にむなしい「領収書を発行しますか?」の画面を過ぎ、そして、硬貨用の口に、ことん、と小さく五円玉の落ちる音のみがするのであった。

当然あとから、も一度本来の金額を振り落としはしたけども、いやー、まさか五円が引き落せるとは・・・


11月6日(木)
不在者投票
と言うわけで、国民の義務を果たして参りました。

先週末に必要書類を松山の選管に送ったのだけど、今朝、書留で不在者投票用紙が届いたので、今日それを持って、職場に最寄りの世田谷区の選挙事務所である、下北沢の出張所まで持って行って投票してきたわけである。

いやー、選挙って手間かかってるねぇ。そもそも、届く封筒が物々しい。第一、書留で速達って、いくらかかるのであろう。それを考えると、この不景気に、おいそれと解散をするのはいかがなものかと思ったり思わなかったり。

場所がわからなかったので、交番で訪ねたりしながら選挙事務所(区役所の支所であるの一室である)に行く。そこは、本来の会場の如く、立会人は座っているし、おなじみの書き込み机(と言うのかな)などが置いてあって、奥に職員の人がいる。本来の不在者投票という奴は、その地区の住民が、当日に選挙できないから行うためのもので、そういう人たちはまず、「不在者投票します」という宣誓書を書いて、それから投票用紙とそれを入れる封筒をもらう、と言う手続きらしいのだけど、わたしの場合は、住民票の移動に伴う、遠方からの投票であるので、ちょっと違う。本日届いた封筒の中に、既に投票用紙は入っており、それに投票するという寸法である。宣誓書は、松山にこれを送れという要旨を送っているので、もう書く必要はない。

で、職員にその旨を伝えると、ちょっと困った様子。なぜなら、私のような例は、それほど多くないからであろう。それでも、職員の人が丁寧に対応してくれる。このような事例のためにわざわざチャート表が作ってあって、それにいちいちチェックしながらの対応であった。まず、届いた封筒の中身の確認。届いた封筒の中身には、さらにビニールに包まれた別の封筒がいくつかは云っているのだけど、不正防止のために、それを僕が開くのは禁止されている。それを職員がいちいちチェックする。で、本人確認のあと、説明である。説明と言っても、せいぜい、封筒と用紙がそれぞれ専用なので間違うな、とか、封筒は二重になってるから両方閉じてね、とかそんな感じ。

封筒を受け取ったら、前述の書き込み机に移動して、鉛筆で名前を書いていく。書くのは、普通の中選挙区の奴と、比例代表の奴と、それと国会議員選挙の時に一緒に行われる最高裁の裁判官の罷免投票である。これらに何を書いたのかは、一応まかりなりにも公務員みたいなものなので、書かないけども、ま、一応書きました。中選挙区の候補者は、当然世田谷区の奴じゃダメで、松山のそれである。ご丁寧に、封筒の中に彼らの名前の書いたプリントが付いていて、困らないように出来ている。・・・って言っても、松山を離れて実は既に六年くらい経っているわけで、実はあんまりよくわからないから、ここに来る前にネットで検索くらいはしといたのだけど。

用紙は、普段のそれと何ら変わらず。で、それを封筒に入れるわけだけど、二重の封筒の内側のそれは、その内部が黒く塗られていたりして、妙に物々しくて味がある。なんだか、ESPのテストをやってるような感じであった。ま、と言うわけで、三つの封筒が出来て、それを職員に渡してお疲れさん、である。おそらくこの封筒は、又再び、書留相当の速達で松山に行くんだと思う。ところで、不在者投票の期間ってのは、前日の夜八時なんだけど、例えば沖縄県民だったひとが、北海道で不在者投票を、前日の八時なんかに行ったら、ちゃんと届くんだろうかねぇ?しかも今年は土曜日だし。

ま、若干の疑問は残しつつ、とりあえず国民の義務は果たしたのでよしである。


11月5日(水)
かさ
まさか雨が降るとは思っていなかったのだけど、夕方から雨である。それも、なんか秋っぽくない強い雨。

京王線の駅のいくつかには、客の善意を信じた置き傘があって、タダで貸すけど、きちんと返してね、と言うそういうシステムである。これまで最寄り駅には、それは置いてなかったのだけど、最近ようやくそれが導入された。と言うのを、帰宅時の電車の中で思い出し、ならば、駅から家までは傘があるなぁ、とか思って、それが置いてあるところに云ったら見事に空。

うーむ、11時過ぎなんてのは、帰宅時間としてはちょっと早めだと思うんだけど、それでもう空か〜。おそらくこいつにお世話になることは、日曜とかの例外を除いたら、多分ほとんど無いのだろうなぁ・・・


11月4日(火)
ミス
今やってる実験の準備ってのは、だいたい一日以上かかる。
前の日に、とりあえず準備をして、全部セットしたあとで、約一日、静置しておく必要があるからである。実際の仕事量はそれほど多くないのだけど、なんか急に実験したくなっても、おいそれとはいかないのである。さらに、結果が出るのに一日かかるから、例えば今から在る条件で実験を開始しても、その結果が出るのは明後日になる。で、その結果をふまえて実験をすると・・・なんてやってると、ものすごーくのんびり時間が経ってしまうのである。

と言うわけで、例えば土曜日なんかの休み前の日は重要で、上手く使えば週頭からばりばりと実験結果を得られるけども、下手をすると、何日間かはよくわからない中途半端な日が出来てしまったりするわけだ。

で、土曜日のことだけど、とりあえずA氏が来る氏と云うことで、実験の準備までは、一応やっておいたのである。これだけしていれば、本日それを使って実験開始できて、明日には結果がわかる。ところが、朝来て、その準備してあったものを見てびっくり!なんと蓋が開いているのである。そいつは水溶液であって、しかも濃度とかかなり重要である。蓋が開いていて、しかも、土日月と経ってると、当然のように水は蒸散し、体積が減る。体積が減ると云うことは濃度が上がるわけで、濃度ってのは、実を云うと、最初の仕込みの時以外で、正確のそれを知るのはかなり難しいパラメータなのである。率直の云うと、こんな状態にあった試料は実用にならない。

と言うわけで、ハナからショックな週の始まりである。
うーむ、やっぱり実験は落ち着いてやるべし、と言うことなのであろうか。


11月3日(月)
連休最終日
もそもそと起き出し、PCの前に座る。で、とりあえずネットをニュースをチェック。そこには驚くべき情報。すなわち「小久保、巨人へ」。

うーむ・・・ずいぶん前の、西武との三三のトレードもずいぶん驚いたものであるけども、今回はその比ではない。どのくらい驚いたかは、ダイエーというチームを知らないと多分わからないから書かないけども、いやー、まさかこんなことがほんとにあるとは・・・
たとえて云うならば、うーむ・・・古田が絶好調な時期に、突然他球団に無償トレードしたとか、なんかそんな感じのインパクトである。

来年以降のダイエーが激しく不安。

ところで今回がらみの、記事でインタビューに答えてる「御手洗永(34)」氏。 → これ
御手洗姓の人ってどうしてこういう業の背負った名前が多いのだろうか・・・多分、子供の時、名前の方を「長い」とか「流し」とか読まれたんじゃないかなぁ。御手洗潔の例を引き合いにするまでもなく、知人の(本名で)御手洗氏には、何とかすれば、曲解されそうな名前を持った人間が、微妙に多いような気がして成らない(笑)。


11月2日(日)
連休初日
今の職場は基本的に土曜日は出勤日なので、実を云うとかなり久々の連休なのであった。外はなんだか日差しが良く、当然のように布団を干す。洗濯は夜でも出来るけど、布団を干すのは昼間だけに許される贅沢だからなぁ。

せっかく家にいるので、部屋のゴミを拾ったりする。で、ついでにノートパソコンの中身の掃除。学生時代の実験データとかがいっぱい入ってるので、その分を新しいHDDにコピーしてしまおう、と言う考えである。分野が全然違うので、大事にノートに入れていても、こいつらが役に立つことはまずありえない。

こういった作業が終わったら、結局この日はビデオを見る日で、結局5本くらい見たのかなぁ。なんか妙に休日っぽい日である。

あ、そういえば冷蔵庫の中に、炊き込みご飯のもと(きのこ味)がいつまでもいるのが気になったので、作ってみることにした。したのだけど、よく見ると、三合用なのである。三合というとかなりの量で、一人暮らしではちょっとつらい。ちょっとつらいけど、ま、冷蔵庫に保存してやればいいかと云うことで、三合で炊くことに。もとだけでは菌類しか入らないので、冷凍庫の中の油揚げとかしわを切って入れる。味もイマイチ好きでなかったので、味醂とか醤油とかで味を変えたのが功を奏してか、小一時間後できあがりを食ってみると大変に上手くできた。これなら、全部消費できるかも(笑)


11月1日(土)
A氏来日
本日予定されていたゼミが中止になったので、非常に時間的に余裕のある土曜日になった。とりあえず、悠々と研究室に行き、昨日仕込んだ試料の確認などを行う。なんだか妙に綺麗に実験が進むのが、大変怖いような気もしないでもない(笑)。

夕方になったので、北海道から来日しているA氏らと飲むために、蒲田方面に移動。昨日仕入れた情報では、集合6:30と聞いてたので、それよりちょっと早い、6:10過ぎに入店。一応、大将に予約入ってるか確認し、ちょっと早かったけど、とか云ったら、そんなことないよ、予約は六時だよ、とか言われる。うーむ、ま、良いか(笑)

暇なので、いつものごとく、瓶ビールを一本注文して、鮟鱇の唐揚げなどを突きつつ、大将と雑談をしていると、にわかに入り口付近が騒がしくなる。案の定、今日のメンツであった。

にしてもA氏ってのは変わらん奴やねぇ。実は以前出合ったのが、御苑の時なので、ほぼ二年ぶりなのであるのだけども、記憶の中における彼の映像は、目の前のリアルなそれとほぼ変わらん。まあ、大学院に行くまでの年であれば、急に見た目が変化するってのも、それはそれで変な話ではあるのだけども。

ビールが空いたけど、次はどうしようかと一瞬の躊躇の結果、ま、あれだし、と言うことで、焼酎に変える。最近気づいたのだけど、素面の状態から焼酎を飲めば悪酔いしないらしい。で、わいわいと雑談(何話したか覚えてない(笑)。あ、いや、北海道についてとか、そういう話があったっけ?)。そしたら後ろの方で、ふと大将が私にコメント。めんどくさいから最初から(焼酎を)ダブルにしておいたよ、とのこと。よくわかっていらっしゃる(笑)。まるで常連である。

とかしていると、もう時間。A氏は今日、餃子の国にある実家に帰るそうなので、終電が早いのである。結局今日はビール以外はダブルx2と、驚くほど飲まない日であった。S氏も家が遠いのでなし崩しにお開きになって、電車に乗って解散、と、そんな一日。

S氏は、無事家に帰ったかな。予定通り(?)、博多までは行かないまでも、大阪とか名古屋まで行ってしまって・・・なんて事はないか(笑)。


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